(目標を管理することで行うマネジメント)ではないでしょうか?
これは、成果主義でもありますが。
ところで、「目標」といっても誰が設定し、管理するかによって、いろいろな種類があります。
たとえば、2年以内に中国の製薬会社と合併会社を作る、といったことが組織の目標となります。
組織というのは、いってみれば概念的な存在ですから、組織自体がこうした目標を達成するために働くことはできません。
実際に働くのは、その組織に属する個々のメンバーです。
従って、組織の目標を達成するためには、メンバーが各自の目標を設定し管理する必要があります。
【目標は人の能力と意欲を高める】
目標管理なしの職場は、歩き慣れた平らな道を歩いている状態。目標管理を行っているのは、初めての階段を登っている
状態です。
前者のケースでは、歩き慣れた道で、しかも平らな道ですから、人は、前方にも足元にもほとんど注意することはありま
せん。
ほとんど無意識で歩いているような状態です。
職場でいえば、これは手慣れた仕事を惰性で行っている状態にも相当します。
いっぽう、後者の場合は、どこまで登ればいいか前方をしっかり見つめるとともに、足元にも意識を集中させて、着実に
歩いていかなければなりません。
到達点を見ながら登るということは、視点を遠くに置くということです。
視点を遠くに置くと、広い範囲が見えます。
これは、組織全体の業務の中における自分の仕事の意味が把握しやすなるということです。
ちなみに、目標管理の中には、業務に直接関わるもの以外に、「個人の能力向上」的な目標もあります。
たとえば、「今年中にTOEICで800点以上を目指す」などです。
このような目標も組織には大切ですので、しっかりと目標を目指していきましょう。
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